4K/H.265録画対応レッコーダー
CAT PRO HD4K
各種HDNI機器からの出力を、録画、保存できるいわゆるHDMI裏レコーダー
新機種の「CAT PRO HD4K」は4K/H.265に対応そています。
USB接続したHDDに1ボタンで手がるにハードウェアエンコーダした録画ファイルを記録できます。
シリーズ定番の裏機能も「業務用コード」として搭載されています。
本体前面の「H.264/265ボタン」を5秒間長押しすると、著作権保護の「HDCP」を回避して、様々な機器からHDMI入力・録画に対応します。
これは、メーカー側は「入力安定化のための動作モード」であり。著作権侵害などについては保証外となることは言うまでもありません。
4K/30Hz(3840x2160ドット)キャプチャーの条件
CAT PRO HD4Kは4K/30Hz(3840x2160ドット)のキャプチャに対応していることも魅力としていますが、この性能を発揮させるには、条件があり、4Kレコーダーなど一般的な4K映像器と接続した場合、4K/60Hzでの表示信号が、確立できないと4K/30Hzではなく、自動的にフルHD(1080p)/60Hzで表示を試みます。つまり、4K解像度での録画は、BDレコーダーではなく、PC環境やハイエンドカメラの4K出力をキャッチするといった目的が適している。
PCの4K録画
PCでも4K録画が普及してきていますが、デスクトップの4K録画をそんまま録画したいといったこともあると思いますが、その場合「Bandicam」などの常駐型録画ソフトなどが便利なのですが、かなりのマシンパワーを必要とするため、そこが難点です。
そこでこの「CAT PRO HD4K」の登場です。
本機は外付けハードウェアの出番で、PC本体とモニターの間にHDMIケーブルで挟むだけで、PCに負荷をかけずに録画素材を作成できるため、配信用途などにも適しています
注意点
ハードウェアのエンコードは画質はおおよそ良好ですが4Kソースを記録する場合でも、H.265もしくはH.264で圧縮されるので画面の一部が単一色で表示され、別エリアに動作が激しい映像(例えば広範なPCデスクトップをそのままキャプチャして、単一色の壁紙が広く表示される部分と、動きのある映像が混在する場合)などには圧縮のクセで変化して見えることも・・
これはこの機器にかぎらず他の機器もおなしような特徴ですが、押さえておいたほうが良いです。
録画の仕様と再生方法
CAT PRO HD4Kのフォーマットは H.265もしくはH.264 ともにハードウェアで処理されるため、リアルタイムでスムーズな録画が可能です。
ビットレートは解像度による決め打ちで、H.264ではUHD16Mbps、H265ではUHD12Mbpsとなっています。
H.265でもH.264でも画質の差異はほとんど感じられません 。それでいて、H.265の方が容量が小さくなるので、保存や管理に最適です。
(フルHD(12分)のソースではH.264では1.02Gに対しH.265では73Mと20%以上小さなファイルになります)
また、再生するにはWindows Media Player、またはフリーの「VLC Media Player では問題なく再生可能です。
HDMI Video Capture
暗黙の了解で流通するHDMI Video Captureです
Windows10のカメラ機能で、そのままBDレコーダーの映像を表示可能です
なお、USB2.0接続タイプはフルHDの場合MotionJPEG(30fps)が限界になるなど、高価なキャプチャと比べると性能は劣ってしまう。
しかし、この安価ではあまり文句は言えないだろう